真の宇宙モデルを理解するために 前編 ホログラムとフラクタル

まずは、すべてをつなげてご理解して
いただくために私たちの認識する宇宙
のあらゆるものは、ホログラム的現実
であって、つまりは光の波動の干渉に
よりできているという事を、理解
していただきたいという事です。

そもそも私たちは「モノ・物質」を
見ているのではなく、光を目で捉えた
ものを脳で見ていると解読している
だけなのです。
実際物質のように見えているもは、
実際には、真空でしかもプラズマ
をベースにした電磁波エネルギー
なのです。
そしてその電磁波エネルギーも
全て見えているのではなく、その
ほんの一部の領域でしかない、
光の波長の領域を目が捉えている
だけだという事です。

つまり私たちは、その光の波動の干渉
により「立体的な現実」を認識している
だけで、その仕組みがホログラムと
いう事なのです。
ホログラムについては
宇宙はホログラムでフラクタル
の記事でも説明しています。

またホログラムの特質として、投影
された光の波動であるホログラムは、
全体と一部を切り話しても、
全体の一部が投影されるのではなくて、
単に全体の縮小版が投影されるだけだ
という事です。
その事は以前の記事でも紹介しました
ので転載しますね。

“ホログラムのユニークな点は映像の立体性
だけではない。たとえば、りんごの画像が
映っているホログラフィックフィルムを
半分に切り、そこにレーザー光線を当てる
と、なんとどちらの半分にもリンゴ全体の
映像が残されているのである!
この半分をまた半分に、そしてさらに
半分にと分けていっても、それぞれの
小さなフィルムの断片からリンゴ全体の
映像をつくることが可能なのだ。
(ただし、分割された部分が小さくなる
につれて画像の鮮明度は落ちていく)。
ふつうの写真と異なり、ホログラフィック
・フィルムは、ほんの小さな一部分の
すべてに全情報がそっくり含まれている
のである。”
“出典:「投影された宇宙」
マイケル・タルボット著
川瀬勝訳 春秋社刊”

私たちの物質的世界、物質的宇宙という
のは錯覚で、真実は体積を持たない
真空でしかないという事を
、当初の頃の記事の
「宇宙は全てまさかの真空です」
という記事でご紹介しました。
では目に映るこの世界は何だと多くの人
が、いわれるでしょうね。
その答えがこの光の波動の干渉で
できているホログラムの世界なのです。
つまり投影された実体のない世界だと
いう事なのです。

しかし、このホログラムによる現実
世界を、立体だと認識するものは何か
といいますと、目ではありません。
目は単に光りの信号を捉えて、
電気信号に変えて、神経で脳にその
情報を伝えているだけです。
そうです、つまり脳が立体だと認識した
のが、ホログラム的現実だという
事です。しかも脳は単に目が捉える事の
できる光の波長の領域だけを認識
しているに過ぎないのです。

覚えておられるでしょうか、臨死共有
体験者は、臨死状態の意識に同調して
臨死領域を共に体験した時、部屋などの
空間が大きく歪んでしまったという事を
多くの実例で証言しています。
つまり意識の変容が起こり、肉体から
離脱して、脳が投影する物質的世界
のマトリックスから意識を解放させれば
私たちの物質世界も崩壊するという事
なのです。
もちろん意識がおかしくなったのでは
ありません。臨死体験者が、口々に
証言するように、「覚醒して、本物の
世界が認識できた」という事なのです。

つまり「私たちの、通常の意識での、
ホログラム投影の世界が崩壊」した
という事です。

(しかし逆に、臨死体験者や共有体験者
はこの後人生回顧の超鮮明で、360度
をあらゆる視点から眺められるという
別のホログラムの世界に移行します。
そこでは、自分が、そこで体験している
感覚になるばかりか、その自分の意識も
相手の意識も体験する事ができるという
すべてと一体となったような感覚も得ら
れて、あるケースでは時間も自由に
移動できたり、また人生を同時に俯瞰
する事もできたというような、とても
レベルの高いホログラムを体験します。
つまりはこれが、本来の意識が投影
するホログラムの世界だという事で、
これと似たレベルのホログラムの世界が、
未来予知のビジョンであったり、
サイコメトリーのビジョン、覚醒した
人たちの得られるビジョンという事に
なります。)

このことからも、私たちの認識する物質
世界というのは、投影する源である意識
次第であるという事がよくわかって
いただけるはず。

そしてその私たちの日常的意識が源となり
投影されたホログラム的現実は、極大から
極小まですべて、同じ情報が含まれた
構造になっているという事が、先に説明
されていましたが、これがフラクタル
という構造なのです。
簡単な例えでいえば、ロシアの
マトリョーショカ人形をご存知の方も
多いと思いますが、人形の中に人形が
入って、さらにその中にも人形が入って
いるというものです。
あの人形の場合は確か、中の人形は
外の人形と色など少しずつ違い
ましたが、フラクタルという性質は
サイズの違う人形であっても色も形
もすべて同じというものなのです。

ちょうど下の画像がそのフラクタルの
形態である事のわかりやすい例で
しょう。

“出典:ウィキペディア(Wikipedia)
    「フラクタル幾何」”

そして今度は私たちの投影された
ホログラム的現実世界は、光の波動の
投影ですが、別の観点から測りますと、
プラズマをベースにした電磁気的世界
なのです。
プラズマというのは、そもそもが真空
の事なのですが、かならず真空から
最初に発生するエネルギーの原初形態
が、ビルケランド電流のような電磁気
の波動なのです。
そしてまさかに真空からエネルギーが
生み出されるという考え方は量子物理学
以外の分野では採用されていないため、
電子や陽子が電離して、遊離した状態
であると想定されるようになった
というのが、電気的宇宙論でいう
宇宙の実体だという事です。

すなわち、私たちが感知・観測する
ありとあらゆるエネルギーが、すべて
電磁気であるという事です。
確かに、光も音も、また放射能も
すべて電磁気エネルギーであらわされ、
電磁気的に中性である物質も電磁気
エネルギーが安定して存在している
だけなのです。

そのエネルギーの原初形態が、電磁気
エネルギーというのは正しいです。
ただしこれも私たちが、五感で認識
できる世界という意味ではという事
です。
なぜでしょうか?私たちの五感は
つまり神経を通して電磁気情報を
脳に伝えて、それを脳が電磁気的に
編集したものだからです。
つまり私たちの現実認識の仕組みその
ものが、電磁気を読み取った、電磁気
エネルギーに対してのものであるだけ
という事だからなのです。

しかしベースである空間に、電子や陽子
が遊離した状態であるというのは、
観測されているわけではありません。
実は、電離した素粒子が単独で観測
される事は不可能なのです。
これは量子物理学の分野の話になり
ますが、電離した状態の電子や陽子
は、体積を持たない波動というのが、
本来の姿で、もし観測されるとしても、
それは観測者が物質という認識をする
という意識から生まれたもので、これも
また五感の錯覚でしかないという事
だからです。

そして宇宙の本来のモデルというもの
を究極的に言うならば真空の世界だと
いう事なのですが、それでは、きっと
物理的世界という意味で、宇宙を
捉えたい大半の方は納得されないに
違いありません。
だから私は、物理的認識という意味
での真の宇宙モデルを、みなさんに紹介
しょうとしているわけです。

そのためには、宇宙のベースとなる
エネルギーが電磁気エネルギーだと
覚えておいていただく事が重要だという
事なのです。

さて今回はここまでです。
最後に次に真の宇宙モデルを説明
するために、今回得られた重要な
要素をまとめておきましょう。

つまり私たちの認識する物質的宇宙
というのは、「ホログラム的現実」
であり、光の波動の干渉によって
出来る世界だという事、そしてそれは
フラクタルな性質を持つという事と、
もう一つは私たちの認識する物理的
世界のベースとなるエネルギーは
電磁気エネルギーだという事です。

これらの事が次回、真の宇宙モデルを
理解するために大変大きな助けになる
という事なのです。

では次回に(^^)

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投稿者:

あんみん댊

滋賀県在住で、 神秘についてや、精神世界について 長年研究を続けています。 携帯アプリなどでサビアン鑑定も 行っております。 神秘的なことなど一緒に探求したい という方、集まってくださいねー。 あとスポーツライターも目指して いることもあり、口数は人の 100倍はあろうかという自己評価 ですが、かなりまわりから、 「盛りすぎ!!」と批判されております。

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